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RSIの作り方

RSIとは、「Relative Strength Index」 の略で、直訳すると「相対力指数」となります。RSIは、ある一定期間の値動きの幅を測定することによって、価格の上がり過ぎ、下がり過ぎを判定するオシレーター系の指標のひとつです。一般的には、RSIが80以上で買われ過ぎ、30以下で売られ過ぎと判断します。

RSIを式で表すと下記のようになります。

RSI = 値上がり幅 ÷ (値上がり幅 + 値下がり幅) × 100

では、さっそくRSIの作り方を説明していきます。四本値から計算を始めていきます。

RSIexcel四本値

1.値上り幅の計算
・F1に「値上り幅」と入力する。
・F3に「 =IF(E3<E2,0,E3-E2) 」と入力する。

これは、今日の終値が昨日の終値より小さい時、0を表示し、それ以外の時は (今日の終値 - 昨日の終値) を表示するという意味。

2.値下り幅の計算
・G1に「値下り幅」と入力する。
・G3に「 =IF(E3>E2,0,E2-E3) 」と入力する。

これは、今日の終値が昨日の終値より大きい時、0を表示し、それ以外の時は (昨日の終値 - 今日の終値) を表示するという意味。

3.RSIを計算(14日)
・H1に「RSI」と入力する。
・H16に「 =SUM(F3:F16)/SUM(F3:G16)*100 」と入力する。

これは、14日分の 「値上がり幅 ÷ (値上がり幅 + 値下がり幅) × 100」 という意味。

ここまで入力した数式をデータのある最終行までコピーすると下のようになる! 

RSIexcel計算

RSIexcelグラフ

RSIが80以上で買われ過ぎ、30以下で売られ過ぎと言うのはあくまで目安でしかなく、大きなトレンドを形成している時には、80以上なっていてもさらに大きく上がり続けることもあるし、30以下でもさらに下がり続けることもあるので注意が必要です。

RSIのドテン

RSIを利用してドテン売買をテストしてみる。売買ルールは下記のとおり

RSIが70以上になったら、下降に反転するとして翌日の始値で売り、その後、RSIが30以下になったら、上昇に反転するとして翌日の始値で決済。買いの場合はその逆で、ドテン売買なので売り買いを常に繰り返していく。取引枚数は10,000通貨とし手数料は1,050円、スプレッドは0.04円とする。それでは、作成していきましょう。

☆トレンド判定

1.ウィンドウ枠の固定をF4に設定する
2.I1に「トレンド判定」と入力する
3.最初のRSIが計算されている日のトレンド判定(今回はI16)に「 =IF(H16<30,"上昇",IF(H16>70,"下降",I15)) 」と入力する。
  RSIが30以下の場合、上昇に反転し、RSIが70以上の場合は下降に反転する。それ以外の場合は前日のトレンド判定を表示するという意味。

4.データのある最終行までコピーする

これ以降の計算は、過去にご紹介した「移動平均線のドテン売買」、「移動平均のクロスのドテン売買」、「MACDのドテン売買」とほぼ数式は同じなので省略します。

売買結果は下記のとおり

RSIドテン売買評価

RSIドテン売買グラフ

今回の「RSIのドテン売買」結果と今まで試してきた「移動平均線のドテン売買」、「移動平均のクロスのドテン売買」、「MACDのドテン売買」の結果を比べると数値がかなり良くなっていることに気がつくと思います。

これは、今まで使用してきた指標がトレンドフォロー系の指標だったのに対して、今回のRSIはオシレーター系の指標だからということが言えると思います。

トレンドフォロー系はその名のとおり発生しているトレンドに乗ることを目的に作られた指標であるのに対し、オシレーター系の指標はトレンドの反転時期を判定するために作られた指標なのです。

使用目的が違えば、当然得意な相場も違ってくるのです。これらのことを考えれば、何故システムトレーダーの多くが、複数のシステムを同時に運用することによって、安定的に収益を上げようとしているのかご理解いただけると思います。

次はストキャスティクスの作り方です。

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