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ポートフォリオについて(訂正版)
※前回「ポートフォリオについて」を掲載しましたが、データの信頼性の点についてご指摘を受け、データ計算方法を大幅に変更させていただきました。
シュウ様 心より感謝致します!!
独身のころと比べると結婚した今は投資に対するスタンスもかなり変わってきたように思う。
以前は驚くような大きなリターンを短期で得るにはどうしたらいいのか???
そんなことばかり考えていた。しかし今はというと、リスク分散し安定的なリターンを得たいと考える自分がいる。( 年をとったということかな。。。)
そこで、今回はポートフォリオについて考えてみたい。
ポートフォリオとは、複数の株や債券を組み合わせて持つことで投資効率を上げようとする考え方である。
金融工学系の書籍にポートフォリオ理論はよく出てくるが、これは収益を上げるためのものではなく、収益のばらつきを小さくするためのものだと言える。
すなわちより安定的な収益を得るための資産の組み合わせを見つけるための考え方であり、今の私の要求にピッタリと当てはまる。
「システムトレードの作り方」が、ポートフォリオについて書くとすれば、複数のシステムを組み合わせたポートフォリオについて説明するのが当たり前かもしれない。
しかし、今回はアセットアロケーションとシステムトレードを組み合わせてみようと思う。
アセットアロケーションとは、保有資産を日本株式、日本債券、外国株式、外国債券、その他などの各アセットへ事前に決めた資産配分によって分散投資する投資戦略である。資産配分については、リターン、リスク、相関関係を考慮した資産配分を使用するものとする。
おすすめ書籍
内藤忍の資産設計塾 外貨投資編
おすすめセミナー
マネーセンスカレッジ「はじめての投資生活」
:アセットアロケーションを実践されたい方は是非こちらへ
ここでまず必要になってくるのは、各アセットの主要インデックスデータ。
日本株式 TOPIX
日本債券 野村BPI総合
外国株式 MSCIコクサイ
外国債券 Citigroup世界国債(除く日本、円ベース)
その他 CRB商品先物指数
TOPIXは別として、これらのインデックスデータを個人が入手しようとするのはなかなか難しいようです。
試しに「内藤忍の資産設計塾 外貨投資編」内で紹介されていたインボットソン・アソシエイツ・ジャパン株式会社に問い合わせてみましたが、こちらで扱っているデータは主に機関投資家向けに提供されているデータで、入手するにはそれなりの契約が必要とのこと。。。
手軽に検証できるものではなさそうだったので、各インデックスをベンチマークとした投資信託の月次データを使用してリターン、リスク、相関関係を算出してみました。
ちなみに今回使用した投資信託は下記の通り。
日本債券 野村日本債券ファンド(01311021)
外国株式 ステート・ストリート外国株式インデックス(5531198C)
外国債券 中央三井外国債券インデックスファンド(81312012)
その他 ブラックロック・ゴールド・ファンド(43311032)
※その他については、コモディティファンドでは使用できるデータ期間が短かったので金価格にしてみました。
ヤフーファイナンスの月次時系列データを使用させていただきました。
必要なデータ期間は相関関係を算出するため、2003年8月から過去5年分の月次データを使用しました。
1.データがそろったら、各月の変動率を計算します。
変動率 = (当月基準価格 - 前月基準価格) ÷ 前月基準価格
2.平均リターンを計算
まず、1で計算した変動率に各アセットの比率を掛け合わせ、アセットアロケーション全体の月次変動率を計算します。
算出したアセットアロケーションの月次変動率を基に資産の推移を計算します。
平均リターン rate(5年、0、2003年8月月初の資産価値、2008年7月月末の資産価値)
※現在価値にはマイナスをつけます。
3.リスクの計算
収益率の標準偏差 STDEV (月次変動率) × SQRT(12)
※算出した月次標準偏差を年単位に計算し直しています。
上記、1~3をシステムトレードの月次収益データにも同じように計算します。
| リターン | リスク | |
| アセットアロケーション | 6.3% | 9.6% |
| システムトレード | 22.36% | 22.31% |
4.それぞれの相関関係を計算
同期間の収益率より計算 CORREL
| アセットアロケーション | システムトレード | |
| アセットアロケーション | 1 | 0.188532 |
| システムトレード | 0.188532 | 1 |
ここまで計算できらたタロットのポートフォリオ理論[ココログ分室]にて公開されているエクセルファイルを使用したいと思う。ここまで完成度の高いエクセルファイルを作成するのはちょっと辛いので。。。(笑)
という訳で、この先の説明についてはブログ作成者の許可がいるのですみません。
上記ファイルをダウンロードし計算してみてほしい。
ちなみに今回作成したグラフイメージは使用許可不要とのことなので掲載させていただきます。
タロットさん感謝します!
リターンが同じであればよりリスクの少ない投資を、リスクが同じであればよりリターンの多い投資を選択すると思います。
グラフの紺色の曲線がその投資ということになり、この曲線を有効フロンティアといいます。
ちなみに今回はデータシートのシャープレシオが一番高い割合を選択しました。
| アセットアロケーション | 55% |
| システムトレード | 45% |
グラフの赤いひし形は、上記資金配分によるポートフォリオのリスクとリターン。
手持ちの資産すべてをリスクにさらすというのは現実的ではないでしょう。
今回は有リスク資産と無リスク資産の割合を80対20として計算しています。
赤い三角は無リスク資産を考慮した場合のリスクとリターン。
| リターン | リスク | |
| 有リスク資産のみ | 13.51% | 12.19% |
| 無リスク資産を含む | 10.81% | 9.75% |
今回の試みはとても多くのことを学ばせてもらいました。今まで曖昧にしてきた部分を検証し、答えを見つけていくということはとても大切なことなんだなぁ~と痛感しています!
また、次なる課題や方向性も見つけることができました。
まだまだ、まだまだ、勉強不足ですが、いろんな方々にご協力いただきながら、これからも早期ファーストトラックに向けて自分を磨いていきたいと思います!!ありがとございます。
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